イングランド南西部のサマセットにあるのどかなマチェルニー村で、かのバーナード・リーチの孫、ジョン・リーチがつくる普段使いのためのストーンウエアです。リーチ家はバーナード、デビッド、ジョンと3代にわたる陶芸一家。1920年代に濱田庄司とバーナードがセント・アイヴスにはじめて持ち込んだ日本式の登り窯と同じ、3室の登り窯で37時間かけて焼かれるマチェルニーポタリーのストーンウエアは、日本の民芸運動やイギリスのアーツ&クラフツ運動の流れを汲んだ、手仕事のすばらしさにあふれた日用品です。適度な重みと強さが頼もしく、その生地と釉薬のシンプルなコントラストは、和食から洋食までどんな料理を盛ってもよく映えます。リーチ家3代に渡る焼き物に対する真摯な情熱と伝統、ジョン他2名のクラフトマンの人間味あふれるチームワークがつくりあげる、今まさに日本人が使いたいテーブルウエアです。